昨年のトルコ周遊+ギリシャ(サモス島)旅行で使ったSIMも良かったけど、
今回はまた別のSIMカードを買って試してみた。
▼前回のSIMや現地で購入する場合のSIM価格などはこちらで紹介しています
日本でトルコ旅行用プリペイドSIMを購入した! - タビィ旅ブログ
SIMは圧倒的に事前購入がお勧め
現地で購入することもできるけど、短期間の旅行でSIM購入に費やす時間は勿体ない。
言葉の壁もあるし、空港や市街で比較購入する手間も無駄。
入国審査などの行列に並んでいる時に移動手段やなにやら調べ物が出来る方が効率的だし、短期間であればSIMの値段も現地で買うのと大差ない。
迷うならサクッと事前購入がお勧め。
前回使用したSIM
上記の記事に書いた前回のSIMも問題なく快適に使えたけど、
寝る前に毎晩Youtubeを見まくった結果、帰国数日前に使えなくなった。
一般的な使い方(Google Map閲覧、ネット検索、画像アップ程度)で、通信量の節約をきちんと設定して、節約を心がければ足りると思う。
▼前回はこちらのSIM(1G/15日間)
[MB]International Data 1GB 4G/3G 15日間 45ヶ国 データ通信SIMカード [並行輸入品]
- 出版社/メーカー: MB
- メディア: エレクトロニクス
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1GBでは少ないか?と思ったが、実際に問題なく使えるのかわからないのに4千円近く出費するのはリスクだ、と考えた結果このSIMに落ち着いたのだった。
容量が足りなくなったけど、連日予定を詰めまくっていたし、
店へ行って新たに購入するのも時間と手間が勿体なかったから
夫のスマホとテザリングして過ごすことにした。
テザリングは、Wi-Fiルーター同様に親機側と離れたら通信が切れるので不便だからお勧めしない。
今回購入したSIM
今回は夫婦で異なるSIM1枚ずつ購入。
夫はデータ容量を都度追加購入できるタイプのSIMを、
わたしは前回よりも容量が大きい4GBのSIMを選択。
▼こちらがわたしの使ったSIM
AIS SIM2Fly 15日間で4GB
ヨーロッパ、アジア、アメリカなど1枚で使える&日本でも使える代物。
出発前に挿し替えておけば、通常のSIMを紛失するリスクを無くすことが出来る。
旅行日数は前回同様10日間程度で容量は4倍。
これなら余裕だろうという目論見。
(4GBを超えたら128kbpsに速度制限がかかるけど一応通信可能。とはいえ、128kbpsは使い物にならないと思う)
▼ 購入したSIMはこちら
実際に使った結果
快適に使えた。前回1GBで1600円程。4GBで4000円のこちらの方がお勧め。
数日の滞在だったら1GBで良いと思うけど、データ通信容量の節約を考えて過ごすより大きい容量で残量を気にせず過ごせる方が快適で良いかと。
夫は以下のSIMを使用。
繰り返し使える&継ぎ足しでデータ通信購入可能なSIMカード。
10日間、2か国で合計3500円程になったらしいので値段は似たり寄ったり。
▼夫が使用したSIMについてはこちらから
使用開始時
イスタンブール到着直前に挿し替え。
アクティベーションは自動で出来た。
出来ない場合はスマホの電源OFF/ONで再起動。
それでもダメなら、スマホの設定画面で元のプロファイルを削除して再起動すれば使えるはず。
ちなみに帰国後、元のSIMに挿し替えたら自動で使えた(SIM挿し替え時、プロファイルは削除していない)。
使用感
トルコでは基本的にLTE(4G)で使えたので通信速度も問題なく、
ホテルや空港のWi-Fiよりもモバイル通信の方がよほど快適なくらいだった。
YouTubeでの動画閲覧もホテルのWi-Fiが不安定で途切れがちだったが、モバイル通信で観ると問題なし。
ギリシャはとにかく通信が安定せず不自由さを感じた。
2日間しかいなかったので、それで断定するのもよろしくないとは思うが本当に微妙だった。
後述するが、これはSIMカードのせいとは言えない気がする。
トルコでは基本的にTurk Telekomの4Gを掴み、時折Turk Cellの4Gを掴んでいた。
ギリシャ ロドス島ではCOSMOTEで3Gだった。
(アテネではどの通信会社だったか確認漏れのため不明)
海上では使えたか
・イスタンブールのボスポラス海峡クルーズでは常時通信可能。
・マルマリスからロドス島へのフェリーでは、途中までは通信可能と確認。
(途中で寝ていたので沖にいるときは不明)
・イスタンブールのイェニカプフェリーターミナルからブルサのギュゼルヤル港までのフェリーも途中まで通信可能と確認。
(そしてやはり途中で寝ていたので沖にいるときは不明)
何に使ったか
Google Mapの参照、ルート検索
ネット検索
Google Mapのタイムラインで行動をトラッキングしたくて常時GPSで履歴取得
Trip Advisorでレストラン検索
YouTube閲覧
ライン通話、メッセージ送受信
自宅のウェブカメラチェック、猫の餌やり、室温チェック
データ通信料
合計2.7GB
1GB余った。
ホテルや空港でWi-Fiをメインに使っていたのが大きいかも。
(空港で数時間の待ち時間があるときはラウンジのWi-Fiを使用すると快適だった)
最も通信料が多かったのはYoutube 770MB
次いでSafari(ネット閲覧)653MB
つぎにGoogle Map 612MB
4位以下はガクンと下がって、ラインや自宅のウェブカメラ(猫の餌やり)はそれぞれ100~170MB程度。
Trip Advisorは頻繁に見たし画像も多いわりに43MB。
トルコ・ギリシャの通信環境の問題
ギリシャでは3G通信が主だったり通信が途切れることが多くて不自由だった。
(アテネなのに!)
二人で異なるSIMカードを使用して、二人ともがギリシャで不自由だったから
これはSIMのせいというよりギリシャの通信インフラの脆弱さが問題では?と個人的には思う(不確かだけど)。
夫の使っていたSIMで言うと、アテネで特定の通信事業者に接続しているときに特に不安定だったそうだ。
ちなみにトルコ、ギリシャともに地下に入るとろくに通信できなかった。
メトロに乗りつつ降車地の地図をGoogle Mapで確認しようとしても無理なので、
オフラインマップをダウンロードしておくのをお勧めする。
地下鉄降車後、目的地へ行くのにどの出口から出るのが良いか調べられない不自由さ…!
余談ですが…
日本のインフラ素晴らしい!と思いきや、日本へ帰国後、
旅行中のSIMを挿したままにしていたらドコモの3Gを掴んでいたので使用感をチェックしてみた。
ラインで文字を送るのすらも時間がかかり、使い物にならない。
こりゃいかん、とすぐに元のSIMに戻した。
訪日観光客が日本のインフラは駄目だ、と思ってしまわないかと心配になったので日本の事業者はインバウンドにも力を注いで欲しいとひっそり思った次第。
おまけ:海外でお勧めのオフラインマップ
大前提としてGoogle Mapが素晴らしいとわたしは思っている。
オフラインのときにはGoogle Mapのマイマップが使えないから、
オフラインでもマイマップを利用可能なようにインストールしているアプリがこちら
事前に行先のマップをダウンロードしておけば、
通信環境がなくても地図の確認が可能。
Google Mapで作成したマイマップもコピーできるのも万が一のためのバックアップとして使えるのでありがたい。