インドは、ムンバイ、デリー、ニューデリー、アーグラーへ行ったことがあるが、インドは入国するための事前準備が少々厄介だった。
正確な情報源であるインド大使館のウェブサイトは古臭い上に、英語がずらっと書かれていて隈なく読むのが若干めんどくさい。
行ったのがちょうど大晦日〜1月にかけてだったので、インドについてふと思い出した。また追ってまとめていこうと思う。
まずは準備に必要なことをまとめておく。
インド旅行の準備に必要なこと
忘れてはいけない!
- VISAの取得必須。日本人は他の国へ旅行するときにはあまり意識する必要がないけど、インド旅行にはVISAが必須。
- VISAの申請にはインド入国日から残存期間6ヶ月以上のパスポートが必要
- パスポートのスタンプページに余白が2ページ以上あること
VISA申請受付・発給業務はどこがやっているか
インド大使館とインド総領事館で行われている。申請受付窓口は平日午前中の数時間、受取は夕方1時間のみ、と仕事をしている人にとっては非常に行きづらい。
また、住んでいる場所によって管轄が違うので以下で要確認。
大雑把に言うと、関東、東北などは大使館。でもなぜか沖縄も。
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/general_information_2_jp.html
関西、中国地方などは領事館。
https://www.indconosaka.org/pages.php?id=20
✔️インド大使館
〒102-0074 東京都千代田区九段南2-2-11
アクセス: 地下鉄九段下駅 (半蔵門線・都営新宿線・東西線) 2番出口
ビザに関する業務時間(月曜日から金曜日)
9:00〜11:00 申請受付
16:00〜17:00 パスポートまたは書類の引渡し
✔️インド領事館@大阪
〒541-0056 大阪府大阪市中央区久太郎町1丁目9−26 船場ISビル インド総領事館
Tel : (06) 6261 – 7299
Fax : (06) 6261 - 7201
E-mail – cons.osakakobe@mea.gov.in
アクセス: 地下鉄 堺筋本町駅6号出口、7号出口の目の前(堺筋線または中央線)
9:30〜11:30 申請受付
16:00〜17:00 パスポートまたは書類の引渡し
休館日: 土日祝日+インドの祝日
▼インドの祝日
https://www.jetro.go.jp/world/asia/in/holiday.html
VISAの種類(観光)
一般VISA
- 申請タイミング: 出発前
- 発行タイミング: 出発前
- 入国回数制限: なし
- 有効期限: 6ヶ月
- 1,890円
- 利用可能空港制限なし
e-Tourist(イーツーリスト)ビザ
- 申請タイミング: オンラインで出発の4日以上前
- 発行タイミング: インドの空港到着時
- 入国回数制限: 1回
- 有効期限: 30日間
- 25USドル
- 利用可能空港制限あり
ビザオンアライバル(VISA on arrival)
- 申請タイミング: インド到着後、空港で
- 発行タイミング: インド到着後、空港で
- 入国回数制限: 2回
- 有効期限: 60日間(詳細は下記)
ビザオンアライバルについては、2017年4月から「日本人向け到着時ビザプログラム」が適用になっている。
ビザオンアライバル(日本人向け到着時ビザプログラム)
適用となる渡航目的が決まっており、目的に応じてビザの有効期限が決まる。
到着時ビザ1件につき以下の許可が得られる。
- 期間: 最長60日の滞在が2回
- 再入国: 1回まで
- 運用空港:バンガロール、チェンナイ、デリー、ハイデラバード、コルカタ、ムンバイの6空港
- 申請料:一人当たり(子供を含む)2000ルピー。同価値の外貨でも支払い可能。
利用する場合は発給資格を必ず以下で確認(日本語)
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_on_arrival_jp.html
たぶん、これまでごく普通の観光旅行ならよく使われてきたのはe-tourist VISAか観光ビザ。
新しく日本人向けのプログラムが出来た「ビザオンアライバル」はかなり楽そう。事前に何もしなくて良いんだから。
詳しくはわからないので、検索してみてください。
わたしは観光ビザで行った。当時はイーツーリストVISAなるものが無かったのだ。
事前にVISA用の証明写真を撮っておき、書類の空欄を埋めて大阪領事館へ。
必要なものの詳細
- 書類▶︎オンラインで作成した申請書を印刷したもの
- パスポート▶︎余白が2ページ以上あること
- 証明写真▶︎サイズに注意
- 申請料
- 出入国を証明する航空券(往復分)
- 宿泊先も聞かれるかも
証明写真のサイズ
▲公式条件はこちら。アップロードする場合の条件しか掲載されていないので、持って行くときは事前に確認した方が良いかと。
3以降を簡単に訳すと…
3.高さと幅は同じであること
4.顔全体を正面から目を開けて写っていること
5.フレームの真ん中に顔、頭頂部から顎までおさまっていること
6.背景は明るい単色または白であること
7.顔と背景に影がないこと
8.without boarder (意味不明)
9.顔のサイズは25ミリから35ミリ(高さ)、目の高さも注意
わたしは証明写真の機械で支持されるがままに普通に撮ったらそれでOKだったので、VISA用の写真が撮れる機械で撮れば良いと思う。
一応参考にアメリカVISAの写真要件のリンクを貼っておく。だいたいは同じだと思われる。
http://www.ustraveldocs.com/jp_jp/jp-niv-photoinfo.asp
実際のVISA画像
申請時にパスポートを預けて、後日取りに行くと、パスポートの余白ページにVISAが貼られている。
急遽行くぞ!と決めて航空券の購入自体が出発2週間ほど前だったので、申請は更に間際。
申請が一度で通らなければ、出発に間に合わないかも、という無駄なスリルを味わった。当たり前だけど早めの申請がオススメです。
家から大使館、領事館とも遠い場合
郵送での申請が可能。
- オンラインで申請した書類を印刷したもの
- 申請料金+郵送での申請は追加料金
- 返送用封筒
- パスポート
これらを入れて書留で送る。
▼大使館の通達(日本語)
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/pdf/Mar_10_jap.pdf
▼領事館の通達(英語)
https://www.indconosaka.org/pdf/Information_march15.pdf
ここまで書いといて、アレだけど、もしも急いでいて、申請が不安な場合は業者に依頼した方が手っ取り早いかもしれない。
e-tourist visa
わたしが行った時には無かったけど、いまはオンラインで完結させることが出来る!便利!
しかも日本国籍のパスポートなら25ドル。安いしラクだし良いね。
一回の申請につき入国一回、期間延長や変更不可、指定の空港を利用予定、ということが問題ないならこれがオススメかも。
利用していないので詳細はなんとも言えないけど、もし次にインドへ行くときは使ってみたい。
支払い方法
支払いはVISAカードまたはMASTERカード。
▼詳しくはこちら(英語)
https://indianvisaonline.gov.in/evisa/tvoa.html
領事館のサイトは英語なので、まずは大使館の方を読んでみるのも良い。
https://www.indembassy-tokyo.gov.in/jp/visa_services_jp.html
VISA取得代行業者
「インド VISA 代行申請」とGoogle検索すると出てくる。
たとえば下の業者は1万円前後。所要日数5日。
▼こちらは大阪の業者。料金は同じく1万円ほどで、所要日数は最短13日営業日。おそっ。
うーん。不安で英語が全くわからなくて、且つ時間に余裕があるなら代行かなぁ。
少しは英語がわかって、辞書をひくことに抵抗が無ければイーツーリストで申請が良い気がする◎
腹が立つことも多かったインド。帰国してしばらくは「インド人め!」と思ったりした、そんなインド。面白いので一度是非。
veltraにはインドのツアーも掲載されている。
バックパッカーじゃないなら、常にドライバーさんを雇った方が良いと思う。空気も悪いし、車移動が安全。
デリーからアグラのタージマハルへ行ったのだけど、車で何時間もかかる距離。この時はデリーでドライバーを雇い、アグラでガイドを雇った。
▼デリー発のタージマハル日帰り観光ツアー
https://www.veltra.com/jp/asia/india/north_india/a/12534/
数日デリーに居られるなら、3日間のツアーなどもあるので、探すと良いです。