けっこう前に青森に出張に行きました。
青森といえばリンゴ。縄文遺跡。
そして味噌カレー牛乳ラーメンだ!
街なかに遮光器土偶の銅像が設置されている。
うちの近所だと江戸時代どうしたとかいう碑石が多いですが、
青森はめちゃ遡る。
ここで暮らす人達はこういうのに囲まれて普段生活してるんだなと思うとおもしろいなー。
この日の夜、ホテルのフロントで教えてもらって
ラーメンの「大西」に。
もともと魚介類食ったる!と意気込んでいたけれど、
味噌カレー牛乳ラーメンがソウルフードなのだと知りそちらに切り替え。
バターまで乗っていてこの濃厚な見た目!
北方の地獄からやってきたコレステローリングフード。
麺はノーマル、スープがすごくまろやかでコクがある、
味は見た目どおりしっかりしてるんだが、やわらかくて調和していてめちゃ美味い。
このまろやかさ、どこかで食べたことが・・・と思ったら
マレーシアやシンガポールのカレーラクサだ!と思い当たりました。
ラクサはエビなど魚介が効いていますが、何よりココナッツミルクのまろやかさが印象に残っていて、再訪したらまた絶対食べたいメニューの一つ。
青森の味噌カレー牛乳ラーメンのミルクがこれを想起させました。
こんな寒いところでいきなりマレーシアのことを思いだすとは驚きです。
観光系の役人の人にこの話をしたら「へえー、、、」という返事でした。
店内は学校帰りの学生グループやサラリーマン風の人たちで
けっこう賑わっていました。
期待せずに行ったら、とても美味しかったので大満足です。
あと、三内丸山遺跡はみんな行った方がいい。
他国の考古学博物館とかも面白いので立ち寄るんですが、
石器を使う人類の歴史の夜明けは似たような感じ。
そこから、土地の気候に合わせた家が登場し
土器だ装飾品だなんだと作り始めると似たようで違いが現れてくる。
だから、東南アジア旅行でラクサ食べる前に味噌カレー牛乳ラーメンをどうぞ。