ブキッビンタンのスンガイワンというショッピングモールに、ジャイアントスーパーというスーパーマーケットがある。
Giant Supermarket Sungai Wang
LB Floor,, Sungai Wang Plaza,, Jalan Sultan Ismail,, Bukit Bintang, 55100 Kuala Lumpur, Federal Territory of Kuala Lumpur, マレーシア
+60 3-2143 4045
地図↓
https://goo.gl/maps/oH6A5VExVKm
せっかくなので何か買って食べてみようと物色。
フルーツコーナーで周囲にインパクトのある香りを漂わせるのはドリアン。
少し興味はあるものの、わざわざ手にビニール手袋をはめて匂いが付くのを防いでまで食べたいとは思わない。
何よりも、ひたすら、臭い。
これまでチャンスはあったが、実際に食べたことのない私に夫は「You must try!」と言う。
なんで英語?
臭いからイヤ、と答えると
「実は自分も3回ほどチャレンジしたが、まだ美味しいというところに到達していない」
とカミングアウト。
じゃあ勧めるなよ。
夫曰く、551のシュウマイのように口内に広がるくさみ、そしてそれは後を引くのだそうだ。551は好きだけど、その説明は食欲をそそられない。
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余談だけど、ザクロを見ると"千夜一夜物語"を思い出す。
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スイカやパイナップルも魅力的だけど、いかんせん大きく、半分のものを買っても2人で食べるには少々多い。
選んだのはドラゴンフルーツ
ドラゴンフルーツは元々ピタヤという名前。メキシコなど中南米原産だ。
ドラゴンフルーツという名前は中国名である"火龍果"をベトナムから輸出する際に直訳的に英語にした販売名だそうだ。
よく目にする白い果肉に黒い種のドラゴンフルーツはホワイトピタヤ。
ほのかな酸味と甘みと歯ざわりが良い。
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今回ジャイアントスーパーで購入したものも、ホワイトピタヤだと思っていた。
開けてみてびっくり。
レッドピタヤだ。
力技だが、指で真っ二つに割ろうとしたために指先が真っ赤になった。
これは服に付いたらヤバそう。
持ち歩いていたプラスチックのナイフで切ってみる。
思ったよりも柔らかくてスッと切れた。
ピタヤはサボテン科ヒモサボテン属
初めて食べるレッドピタヤは美味しい。甘くて少し酸味があり、フルーツでもあり、野菜のようでもある。しかし、こいつの正体はサボテンだ。
この日の晩御飯は既に22時をまわっていたため閉まっている店が多く、また疲れていたため気軽に食べられるバーガーキングのセットだった。
デザートにドラゴンフルーツを食べるとスッキリとしたし、ジャンクフードを食べた罪悪感を和らげてくれた。
日本でも美味しいドラゴンフルーツが売られると良いなぁ。
日本に入ってくるドラゴンフルーツは成熟前に収穫される。
収穫後は、成熟が止まるため甘みが少ない。
しっかり甘みが出たものを食べられるのは暑い国、ということで、マレーシアならではのものが食べられて良かった。
1つRM6.99=210円ほど