チュニジア旅行3日目 ドゥッガ遺跡の散策紹介Part.3
前回までの流れ
ドゥッガまでは公共交通機関で行くことはできない。テブルスークからドゥッガまでの行き方はこちらから
ドゥッガの気候と服装、ドゥッガ遺跡の見どころの1つ劇場や、その他サターン神殿、地下室、貯水場、ミネルヴァ神殿はこちらの記事から
ドゥッガ遺跡の地図
Google マイマップ
ミネルヴァ神殿を見たあと、オリーブ畑を通り抜けて、カエレスティス神殿と貯水場、アレクサンデル・セヴェルスの凱旋門の方へ。下の地図でいうと紫のポイント3つ。
下の地図はGoogle Mapで作ったマイマップ。
貯水場 Citernes
前回の記事よりも南にあるまた別の貯水場。
ガイドブックの地図を見ると二つの貯水場とも、その西側から水道がひかれている。
南側の貯水場から、さらに南へ向かって水道がひかれていて、浴場(Thermes de Dougga)の北側に接する小さめの貯水場に繋がっている。浴場ではその貯水場の水を使っていたんだろう。
▲貯水場を東から西向きに撮影
前回の記事の貯水場よりも損傷している感はある。サイズは大きく見える。
▲Victoriaという文字が読める。奥まで入っていけそうだけど、崩れてきても怖いし入ったところで何があるわけでもなさそうなのでやめておいた。
カエレスティス神殿 Temple de Caelestis
状態が良くはない場所を歩きまわって、少し疲れたので神殿を見る前に小休止。ちょうどベンチがあったので持参したペットボトルのお水を飲みながらお菓子タイム。
スーパーで買ったチョコのお菓子。味は駄菓子レベルだけど元気がみなぎる!
ドゥッガ遺跡は本当に広くて売店はチケット売り場のすぐそばの1箇所だけなので、行く人はお水や軽食を持っておいたほうが良いです。
貯水場と神殿の間にあるベンチに座ったのだけど、すぐそばにオリーブ畑があって、作業用の車や農作業用具があって、のどかな雰囲気。
ベンチは日陰にあったので日差しが避けられる反面、石のベンチだからお尻がキンキンに冷えた。
夏だったら日陰がすごく気持ちよいだろうなと思う。ただ、夏の散策は暑すぎて厳しいと思うのでおすすめしない。
休憩しながら神殿の一部をワクワクしつつ眺めていた。楽しみ!
休憩後、カエレスティス神殿の敷地内へ。等間隔に並ぶ柱が綺麗に残っている。
完璧な状態だったらどんなだったんだろう。見れたらいいのに!
大きさがわかるかな。
こういうローマ時代の遺跡は色んな場所にあるけど、こんなに広大な土地に状態よく残る建造物がたくさんあって、しかも見晴らしの良い場所で、周辺に緑が豊かな場所は見たことがない。すごく気持ちいい場所。
ゴロゴロ転がっている石にも文字入り。大事に扱われてないけど良いのか。
しっかりカエレスティス神殿を満喫して、次に向かうのは、見どころの1つ「風の広場」と「キャピトル」があるエリア。
アレクサンデル・セヴェルスの凱旋門 Arc de Severe Alexandre
カエレスティス神殿から東へ向かうとすぐに凱旋門がある。
この凱旋門は、皇帝アレクサンデル・セヴェルス(222-235)に捧げられている。皇帝への感謝のしるしとして、228年に建てられた。その後、カルタゴとテベッサを結ぶ道路の端にある門になった。
ちなみにドゥッガ遺跡の反対側(東側)にはArc de Septime Severe(セイプティミウス・セヴェルスの凱旋門)がある。
人がたくさん往来していた時代を想像すると胸が熱くなる。
門をくぐってその先へ行くと、浴場や家々、市場、複数の神殿があるエリアに続く。たくさんの人がいて栄えていた頃を感じられるはず!
次の記事へ続く