トリッキーなフレンチのお店。
料理はコースのみ。
前菜から最後まで「なんじゃこりゃ?」って驚きの連続。
一品ごとにサプライズがあり、
コース自体がアトラクションみたいな、
楽しんでもらおう!っていう気持ちが伝わってくる、しかも美味しい。
「普通」が1つもなかった。
Difference (ディファランス)
〒550-0004 大阪府大阪市西区靱本町1丁目16−12
客単価
夜 20,000〜25,000円
昼 10,000〜15,000円
食べログ 3.94点
誕生日の夜に1度連れて行ってもらった。
お酒飲まなくて2万円から。
わたしは庶民なので頻繁に行くようなところではない。
食レポは苦手なのと、行ったのは去年なので、
細かい味の全ては覚えていない。
主に写真で紹介。
※適当に「魚」とか「肉」とか書いてるけど、
本当はきちんとメニューに「どこ産のナントカ牛」とか
「どこ産の〜の野菜」とか書かれている。
▼初っ端からぶっ込んできた。
芋と玉ねぎの上にスプーン散らばってる。
▼草生えてる 笑
腹ペコの状態の一品め、スプーン一杯。
美味しいけど、ひもじい。ひもじいけど楽しい!
さぁ次は何かな?
▼いや、なに?なんなの?
鹿せんべいみたいなのに、物凄い小さいブツが乗ってる。
シソの花とか。シソの花は好きだけど、ひもじい。
これは美味しいとかじゃない。別に美味しくはない。
怪訝な気持ちを抑え、真顔で食べる。
食べ応えあるものをください。
▼いやいやいやいや…そこそこデカイ木が来たよ!
どこの部分が食べ物!?
笑わせようとしてるな?
ちょっと引き気味の私と、その私を見て苦笑いの夫。
▼キノコっぽく飾ってるトリュフまぶした物体。
すごくキノコの香りが立っていた。
まだ…ひもじいなぁ。でも面白いなぁ。
▼やっとなんか食べ物っぽいもの来た!
と覗き込むと…
少ないよおぉおぉぉ!!
少ないけど、美味しい。
最初の皿が出てきてからここまでの間、約15分。
パンおかわりしたいけど、
この後なにが出てくるかわからないので自重。
お願い、早く食べ物ください。
▼魚料理来た。やっと食べ物来た!
美味しい。お造りと炙り。
なんか散りばめまくり。
これが美しいのかはアートすぎてよくわからない。
▼白身魚のソテーと色々。
うん、美味しい!緑が必ず入っているのが良いなぁ。
▼レア肉に池から拾って来た植物?
美味しいけど、えぇ!?ってなるのも疲れてきた。
サプライズが1時間続くと疲れるね。
▼わりかし普通なの来た。サザエ。美味しい。
サザエの肝のソース美味しい。
▼また魚来た。美味しい。
そろそろステーキとか食べたい。美味しいけど。
▼やっと肉来た。美しい。しかし思っていたより少ない。
でもなんだかんだでお腹は満たされてきた。
ここまでで食事開始から1.5時間ほど経過。
お肉はこれくらいの量でも良いかも。
▼お肉の横に付いてたこっち。これ美味しかったな。
ホタテの貝柱が上に乗ってる。
これ山盛り食べたかった。
▼サービスで、なんとかチーズいかがですか?
と言っていただいたので(なにチーズか忘れた)
もはやお腹いっぱいな今、チーズは違うと思ったが、
夫が食べたいと言うのでお願いした。
ちょっと…木に乗せるの好きね?笑
たしか、濃厚なチーズだった。
ワインと合いそう。
▼お口直し的に出てきたのはシャーベットではない。
水茄子だ。トリッキー!水茄子は好きなので◎
ついにデザートに辿り着く。
▼わぁ美味しそう。
▼それより、皿でかっ!
はー、ご馳走さまー、と思いきや、
えっ、まだデザートあるん?
木に何かに乗ってきた。
▼わぁ〜綺麗。そして食べづらそ〜。
実は野菜がふんだんに。野菜デザートみたいな。
フルーツトマトとか。
これは凄く美味しかった。
美味しい野菜の甘さがあって贅沢!と思った。
▼誕生日プレート。ありがとう!
盛り付け綺麗。
最後にコーヒーか紅茶…と、
「お茶菓子選んでください」って持ってきてくれたのは
▼大量のプチお菓子。かわいいー!
満腹だけど、テンション上がる。
それぞれ3センチくらいのサイズ。
木の上に乗ってるけどテンション上がったの初めて。
▼物凄く欲張った。
夫は「全部」プレート奥の2列。すごいな。
と言いつつ手前の1列はわたし。
「もう食べられないよお」
と巨人(懐かしのグリーンジャイアント)風ボイスで言いたくなるぐらい満腹。
色々書いたけど、
サービス精神の塊なコースでとても楽しかった。
そして全てが標準以上のレベルで美味しかった。
全てが普通じゃなくて、インパクトがあって、
それなのに美味しいって凄いことだと思う。
帰り際、私たちの姿が見えなくなるまで
シェフに見送っていただいたことも印象的。
また何か特別なことがあれば、行きたいなと思う。