タビィ旅ブログ

主に旅行記。旅行に便利なアイテムの紹介。

タビィ旅ブログ 旅行記。色々メモ。


旅に出たくなる映画・旅に出たくなくなる映画

これまで、何百本と観てきた映画の中で旅がしたくなる映画を紹介する。

そのほか、新たな世界を知る映画、何事も挑戦したくなるような映画も。

1.旅に出たくなる映画 

「あぁ!!旅行に行きたい!!」と思う映画を5本紹介。 

「挑戦しよう」という気持ちになる映画

✔️ストレイト・ストーリー

デヴィッド・リンチ監督のロードムービー

ロードムービーというと、繊細で荒くれた若者が周囲の大人に反発したり

己へのモヤモヤに鬱屈からの突発的な行動で旅に出がちだけど、この映画は違う。

偏屈なおじいちゃんのロードムービー

しかもトラクターで時速8キロ。

(ママチャリ立ちこぎぐらいかな?そう思うと速い。)

時速8キロなので、疾走感は皆無。

でもゆっくりゆっくり進んで行くからこそ見える景色がある。

全編を通して、独特の雰囲気が漂っていて、

ドキドキハラハラはしないけど、

おじいちゃんのトラクターに自分も乗って

寄り添っているような感覚で一緒に旅をしているみたいな感覚になる。

派手な映画じゃないけど印象に残る一本。

ストレイト・ストーリー リストア版 [DVD]

 

✔️最高の人生の見つけ方

余命6ヶ月を宣告された二人の男(ジャック・ニコルソン、モーガン・フリーマン)が、

死ぬ前にやり残したことを実現するために二人で冒険に出るハートフル・ストーリー。

余命半年、バケットリスト(死ぬまでにしたいことリスト)に書いたことを

おじさん2人が全部実現するために旅に出る。

コピーは、コレ

We live, we die. Wheels on the bus go round, and round.

意味は、人は生き、人は死ぬ‐世の中はその繰り返しだ。

死へのカウントダウンを日頃は意識しないけど、

この映画を見ると前向きな気持ちで意識できる。

 

邦題のコピーも良い。かなり分かり易い。

でも、原題のコピーのままじゃダメだったのかな。

「余命6ヶ月、一生分笑う」

 

旅行に行くと、長くても30時間以内には凄く遠くまで行ける。

のんびりと自宅などで過ごす時間は自分の中でのアウトプット前の落とし込みの時間として必要な時間ではあるけど、逆にインプットである旅先での1日は日常の1日とは全く違って刺激だらけ。

 

同じ時の流れでもどこでどう過ごすかで、こんなにも違うんだ、と毎回思う。

半年、思いっきって一生懸命何かをすれば、思っている以上に色々得られるだろうと思う。

色んな経験をして、たくさん笑って楽しく過ごしたい!

旅行はそのための1つの手段になる。

最高の人生の見つけ方 (字幕版)

違う世界を知るきっかけになる映画

✔️スラムドッグ・ミリオネア

実話に基づいた物語。

インドのムンバイにあるスラム街で生まれ育った青年が素人参加型のクイズ番組でミリオネアに。

 

スラム街の犬がこんな難しい問題に答えられるわけない、

イカサマしたんじゃないか?

と疑われ暴力を伴う厳しい尋問を受けながら、

「なぜ正解を答えられたか」に答える。

 

答えは回想シーンにあるんだけど、それがなんとも衝撃的。

 

無知は罪、とまでは言わないけれど、知ることは世界を良くする第一歩。

(いや、半歩?ともかく前進)

もっと色んなことを知りたい、感じたい、と思う。

『スラムドッグ$ミリオネア』は、2008年のイギリス映画。インド人外交官のヴィカス・スワラップの小説『ぼくと1ルピーの神様』をダニー・ボイルが映画化。

第33回トロント国際映画祭観客賞、第66回ゴールデングローブ賞作品賞、第62回英国アカデミー賞作品賞受賞。

スラムドッグ$ミリオネア (字幕版)

映画も良いけど、原作は更に面白い。

登場人物の名前が難しいことも乗り越えられる面白さ。

(ものすごく馴染みのない名前だらけで混乱する)

 

ちなみに原作のヴィカスさん、元々外交官で各国に赴任しているんだけど、2009年から在大阪領事館の総領事として赴任。

 

いまはインド外務省の報道官だそうだ。

もう大阪にいないのかな?会ってみたい!

 

著者:ヴィカース・スワループ(Vikas Swarup、 विकास स्वरूप、1963年 - )

ぼくと1ルピーの神様

 

番外編

✔️旅猿

岡村隆史さんと東野幸治さんが国内外を旅する番組。

対照的な性格の2人が面白くて笑える。

 

テレビだからということはあるだろうけど、劣悪な環境でも悲壮感ゼロ。

なんでも笑いに変えて面白くなる。

 

めちゃくちゃ汚いガンジス河で沐浴する(絶対嫌だ)インド編、

スキューバダイビングのシーンが最高のカリブ海(ケイマン諸島行ってみたい!)編、

猿に出会いまくりのマレーシア編が特に好き!

東野・岡村の旅猿 プライベートでごめんなさい… 出川哲朗ともう一度インドの旅 プレミアム完全版 【通常版】 [DVD]

東野・岡村の旅猿SP&6 プライベートでごめんなさい・・・カリブ海の旅(1) ワクワク編 プレミアム完全版 [DVD]

2.旅に出たくなくなる映画

✔️シティ・オブ・ゴッド

『シティ・オブ・ゴッド』は、2002年に製作されたブラジルの映画である。

フェルナンド・メイレレス監督が、パウロ・リンスの同名小説を脚色して映画化した。

2002年カンヌ国際映画祭正式出品作品。2004年アカデミー賞において監督賞など4部門にノミネート。 

シティ・オブ・ゴッド [DVD]

あらすじ

1960年代後半、ブラジル・リオデジャネイロの貧民街“シティ・オブ・ゴッド”では銃による強盗や殺人が絶え間なく続いていた。

そこでは3人のチンピラ少年が幅を利かせている。

ギャングに憧れる幼い少年リトル・ダイスは彼らとともにモーテル襲撃に加わり、

そこで初めての人殺しを経験すると、そのまま行方をくらました。

一方、3人組の一人を兄に持つ少年ブスカペは事件現場で取材記者を目にして

カメラマンを夢見るようになる。

70年代、名をリトル・ゼと改めた少年リトル・ダイスは、

“リオ最強のワル”となって街に舞い戻ってきた…。

この映画は単なる暴力またはギャング映画ではない。

 

逞しいけど、いつ壊れてもおかしくない綱渡りのような人生が印象的。

 

刹那的であること以外の生き方を知らない子もいれば、一歩違えばギャングになってしまうような環境でどうにかトラブルを避けるよう努めて生きている子もいる。

 

自分を取り巻く環境を変えることは容易ではない。

逃げ出したくても周囲が放っておかない。

 

ハラハラしたり、恐れたり、悲しくなったり、

あまりポジティブな気持ちになれない映画で「ブラジル恐ろしい…」と思う。

サンバであんなに陽気にしてるけど悲しすぎる。

 

映画自体はすごく良く出来ている。

映像と音楽が優れていて、自然とひき込まれる。

ただ、ブラジルへの恐怖は増したので

今のところ「ブラジル行きたい」と思ったことはない。

 

教育って大切…と思う映画。

映画としては好き。

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✔️ブラッド・ダイヤモンド

キャッチコピー

ダイヤの価値を決める“4つのC”―
color(色) cut(カット) clarity(透明度) carat(カラット)
しかし、実は5つめのC<conflict(紛争)>が存在することを、あなたは知る―

アフリカ、シエラレオネ共和国の紛争ダイヤ(=ブラッド・ダイヤモンド)に関する映画。

 

史上最大のタブー、ダイヤ業界の黒い部分に切り込んだ社会派ドラマ。

(実話に基づいている!)

 

紛争ダイヤっていうのは、紛争の資金調達に不法に取引されるダイヤモンド。

 

シエラレオネのダイヤモンド採掘場で強制労働させるために村を襲われ連れ去られた漁師の男性、RUFの少年兵、見ていてツライこと目白押し。

 

この映画を見て「ダイヤが欲しい」と言える人はそうそう居ないと思う。

ブラッド・ダイヤモンド (字幕版)

 

ブラッド・ダイヤモンドに限らず、アフリカの映画は怖い内容が多い。

 

サバンナとかアフリカの街並も見てみたいけど、何かあった時に自分の身を守れる気がしないのでアフリカには行けない。

何年か前に新婚旅行でアフリカへ行って、気の毒にも殺された若い夫婦がいたと思う。

 

お金持ちが安全対策万全にして行くなら別だけど、気軽に観光旅行はわたしには無理だ。

映画としては好き。考えさせられる。

観ていない人には是非観て欲しい。

Amazon prime会員がオススメ

冒頭に書いたようにわたしは現在、huluとprime videoで映画を観ている。

 

prime videoのサービスが始まるよりも前からhuluの会員で映画を視聴していた。

その後、prime videoのサービスは始まったものの、

Amazon prime会員特典の映画ラインナップが当初はイマイチだったから、そのままhuluを継続中。

 

Amazonで快適に買い物をするのがprime会員になった唯一の理由で、prime videoはオマケという認識だった。

 

今はhuluのラインナップにないTBSドラマなどがprime videoにはあったり、prime videoの方がお笑い番組が豊富だったりする。

 

でもhuluの方が海外ドラマで観たいものの配信をしていたり、ということがあって、両方使っている状態。

prime videoは動画をダウンロードしてオフラインでも観られるのが強みで、

通勤中も通信容量を気にせず動画が観られる。

そして、なんといっても海外旅行中も観られるのが良い!。

 

いま調べてみると、prime videoのAmazon prime会員特典に今回書いた映画が、ストレイト・ストーリーを除き全て含まれている。

つまり追加料金なしで観られる。

 

huluは月1000円ほどで年間12,000円強。

Amazonはprime会員の年会費が3,900円。

huluはhuluオリジナルドラマがあったり、Amazonにない映像があったり(最近でいうと安室奈美恵さんのライブ映像)、というメリットがあるけど、お得度でいうとAmazonは凄い。

 

年3,900円で、Amazonでの買い物時に1商品から送料無料になるわ、

prime videoで映画やドラマ、お笑いが見られるわ…

 

アメリカではprime会員の年会費が1万円くらいになったらしいので日本もいつかは値上がりするのかも。

 

1万円になったとしても、huluだけで12,000円以上払っていることを考えたら、Amazonはお得。

この記事は単純にタイトル通り映画の話のつもりだったんだけど、Amazonの回し者みたいな締めになってしまった。

 

でも、ほんとにオススメなので興味がわいたら無料お試しキャンペーンとかやってるので、お試しください。

 

kindle unlimitedもいいよ