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チュニジア旅行記3 | day1‐古代カルタゴ遺跡を夕暮れ時に散策した日

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正月休みのチュニジア旅行記3

チュニジアへ到着した日に行ったカルタゴ遺跡を紹介

カルタゴ遺跡とは

カルタゴ遺跡はチュニスの北側、海の辺りにある世界遺産の都市国家遺跡群のこと。ビュルサの丘と表記されることも多い。ベルベル人が住んでいた場所に、紀元前9世紀、フェニキア人が建設した国家。金・銀・宝石・象牙などの地中海貿易を紀元前6世紀頃には独占していた。アフリカ大陸の北岸~イベリア半島の南側を領土にする超大国だったが、紀元前146年に滅亡。第一次~第三次ポエニ戦争は教科書ではたったの1行かそこらで表されるけど凄い出来事や登場人物がいて、その中でもハンニバルという軍事司令官の戦術は今でも軍隊教育で使われている(らしい)ほど。(象を連れてアルプスを越えたことにはびっくり!)

現在のカルタゴ遺跡はカルタゴが滅亡した後にローマ帝国が建てたもの。と聞くと一気に「なーんだ」という気持ちになりそうになるが、それでも1~2世紀頃のことなのでとんでもなく古く当時のローマ帝国の栄華を容易に想像できるくらい大規模だった。

 

ビュルサの丘(Byrsa Hill)

 

カルタゴ遺跡への行き方

タクシーか列車のいずれかで行くことができる。

列車で行くならチュニス・マリン駅から郊外列車TGMが約20分に1本間隔で出ている。カルタゴエリアの中心駅はカルタ―ジュ・ハンニバル駅でチュニス・マリン駅から約30分で到着する。カルタゴ博物館やローマ人の住居が近くにある。遺跡は広いので例えば古代カルタゴ港へ行くならカルタ―ジュ・ビュルサ駅かカルタ―ジュ・デルメッシュ駅、ダール・サニットの貯水池へ行くならカルタ―ジュ・アミルカル駅、といったように行きたい場所に応じて下車駅を選択しなければいけない。

1日で全てを見るのは不可能。いくつか選ぶか何日か費やすかのどちらか。

 

▽カルタ―ジュ・ハンニバル駅 

goo.gl

私たちはチュニスのホテルに着いて少し休憩してから出発したので時間に余裕がなく、電車ではなくタクシーで行くことにした。タクシー料金が安いので(電車は物凄く安いけど)時間を無駄にしないために旅行中はタクシーばかり利用していた。

BOLTで呼んだタクシーに乗ったのだけど、アプリに表示されるルートでは一方通行などの情報が無視されているらしくビュルサの丘へ行けなくて、あっちこっちをうろうろし続け、もう入場できないのでは・・というギリギリの時間になってしまった。ドライバーさんはアラビア語とフランス語で話すけど、私たちはどちらも話せず、そして英語も通じず意思疎通が出来ない。ドライバーさんは困りまくっているし、なんとも言えない空気が車内に充満したが、何とか入口まで到着。

ほっとしながら、謝るドライバーさん。怒ってるわけじゃなかったのね。良かった。

アントニヌスの共同浴場 

ビュルサの丘へは辿り着けず、アントニヌスの共同浴場前に到着した。なんでもいいから早く入ろう!と残り時間30分の滑り込みセーフ。

広大な共同浴場はトルコでもそうだったけどローマの繁栄ぶりがわかりやすい遺跡だ。カルタゴ遺跡観光においてもハイライトになる場所。ビュルサの丘じゃなくて全然オッケー!時間があればじっくり見たかったお庭を早歩きで通り抜けて海側へ!

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アントニヌス・ピヌス皇帝が建設させた共同浴場。でかー!急いで下へ降りて散策スタートしよう。普通のレンズじゃ収まりきらない景色なので、日が暮れそうな中、広角レンズに付け替えた。

 

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当時は2階建てで、サウナやプール、噴水、更衣室、談話室などなど100以上の部屋が2階に部分に配置されていたそうだ。パリピかな?という贅沢な造り。こちらはユネスコが1980~1988年にかけて修復・復元した遺跡なのだけど、大理石の柱が今なお残っていることは凄まじい。

 

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復元された円柱は高さ15m。当時の天井の高さは約30mほどと言われている。

 

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今ではボロボロだけど、かつては色鮮やかなタイルや立派な彫刻の柱、フレスコ画で装飾された豪華な浴場をローマ人が社交場として活用していたと想像すると面白い。

 

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夕暮れ時なので結構冷えてきたけど日中に来たら気持ちよさそう。

 

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ベタなことが言いたい。「ラピュタみたい」

 

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これは一体何なのか。予習が足りなくてわからない。でも皆が記念撮影していたので何か素晴らしいものに違いない、と思ってとりあえず写真を撮った。説明の掲示などによる観光客への情報のアウトプットが全く無く、Don't think, feel.状態。今後行く人はカルタゴ博物館で予習してから行くことをお勧めする。(この時は改装中で行けなかった。博物館ほんとは凄く見たかった!)

 

 

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再び謎の建造物。

 

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なんだかわからないけど巨大で凄い何か。後ろの半円形の空洞があるものは橋??水路があったのかな?

 

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かなり駆け足で見て回り、いよいよ日が暮れてきた。一気に空気が冷え込んで、地中海の気候だなと感じさせられる。閉館の18時まであと5分に迫ってきたのでチュニスへ帰ることにした。

 

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出口付近でスーパーハイパーキュートなキャットを発見。甘えまくってくるけど、食べ物なにも持ってない・・ ごめんね・・・

 

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たくましく生きてね!

チュニジア人はマグネットを叩きつける!

出口の目の前に土産物屋があり、何の気なしに覗くと沢山のマグネットが売られていた。質は大して良くないけど値段を聞くと安い。うーんこれがいいかなぁ…と考えていたら、今すぐ売りつけたい店員さんが「これがいいぞ!割れない!!スーツケースに入れて持って帰っても割れることがない!!」と柔らかい素材のマグネットの良さをアピールし始め、突然すごい勢いで道路に叩きつけた。

ええぇえ!売り物ー!!!と驚いたが、そこは極東アジア、ジャパニーズの私は半笑い頷く。伝わっていないと思っているのか、それとも「これはいける!」と思ったのか定かじゃないが、店員さんは何度も地面にマグネットを叩きつける。叩きつける文化、初めてすぎてびっくりする。そんなにみんな割れることを気にして購入を躊躇するか?10年以上前から旅行先でマグネット買い集めてきたけど、割れたこと一回も無いぞ。

 

それは要らないから、こっちください、と購入したのがこちら。

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カルタゴ遺跡のどの部分かはアントニヌスの公共浴場しか見ていない我々にはわからない。でもマグネットを見るだけでその場所の記憶が呼び起こされて楽しい(そして嵩張らない)ので自分へのお土産におすすめです。

タクシードライバーの買い物に付き合い、果てはボッタくられる

出口付近で翌日以降の予定は!?とツアーガイドを申し出るオジサンをかわしたが(高すぎた)、タクシードライバーにつかまった。というか、人通りも車通りもなく、渡りに船といった感覚だったが。

 

陽気なドライバー(おじいさん寄りのおじさん)はめちゃくちゃ喋りかけてくるけど何言ってるかわからない。とりあえず名前を聞かれたのだけど、毎度わたしの名前は全くちゃんと発音してもらえず面倒なので飼っている猫の名前を言っておいた。全然発音できていない。外国語って難しいよね。

 

順調にホテルへ向かっていると思っていたが、途中でいきなり路上駐車。ちょっとだけ待ってて的な雰囲気を出しておじさんは降りていった。早く帰って夜ご飯いきたいのに全然戻ってこない!!

 

「なに???どこ行った??」と二人で言い合っているうちにオジサンは戻ってきた。熱々ほかほかっぽい食べ物を買って。

「もしかして晩御飯買ってきたんちゃうん」「こんなことある?」と二人で言い合っているうちに再び停車。

チュニスまで、と頼んだのに近くの列車の駅で降ろされた。たぶんもう冷める前に晩御飯食べたかったに違いない。ホテルまでの値段で約束していた金額はまさかのこんな近場の駅だなんて。来た時のタクシーの値段の数倍。

拒否しようかとも思ったけど、小狡い人特有の卑しくてがめつい笑顔が目に入った瞬間、相手にするだけ時間の無駄だと思い、そのまま払って降りた。ケンカするにも言語力が必要なことも敗因のひとつ。(高いと言っても千円とかそんなレベル)

ぼったくり野郎にもひとかけらの良心があるようで「列車ではリュックを前にしないと危ないから!」と強めに注意してくれた。

 

冷え込みが激しく、日本から長距離の移動をしてきたその日で疲れ切っていたし、駅を見ると真っ暗でなんだか怖い。下手すると数十分待つ羽目になる。そんなの嫌だ、とBOLTでタクシーを呼んだ。

すぐ来た。2~3分で来た。最初から呼べば良かった。

 

万単位でぼったくられたら笑い事じゃないけど何百円の話なので今となってはいい思い出。飼い猫の名前がへんてこな感じに発音されて面白かったなぁと今でも思い出す。

ホテルへ戻ったあとにスーパーへ行く

ホテルの近くにスーパーがあったのでまずはそこへ出かけた。滞在中に飲むためのミネラルウォーターの1.5リットル程度の大きなボトルや、お菓子や食べ物のラインナップをチェック。小さめのローカルスーパーだったのでチュニジアの人の生活が垣間見えて良かった。大きいスーパーより厳選された品ぞろえで、真に必要とされているものが置いてあると思われるので小さめのスーパーも楽しい。

500mlサイズのペットボトルミネラルウォーターは割とどこでも安く買えるけど、1人1本は常に一本は持っておきたいので毎朝ホテルから出かける前に必ず補充して持ち歩いていた。

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ローカルの定番ファストフードを夜ご飯に

夜ご飯はホテルから徒歩数分のお店でラブラビとグリルチキンをテイクアウト

Golf Restoというお店。

ラブラビとは

ひよこ豆・ちぎったパン・にんにくとクミンベースのスープ・オリーブなどをベースにして、あれこれ詰め込んで混ぜたもの。

一口食べるごとに「ヒィーハー!」となる辛いお料理。ハリッサという唐辛子とオリーブオイル、ニンニクなどがはいった調味料がたくさん入っている。ハリッサは日本でいう醤油のようなチュニジアの定番調味料。日本ではカルディなどで買える。わたしはチュニジアのスーパーでたくさん買って辛い物が好きな人にお土産として渡した。食べた人は「辛いだけじゃなく美味しかった」と言っていたので辛いのが好きな人は試してみてほしい。チュニジアで食べたクスクスにも多分少量入っていた。

*Amazonで色んなハリッサ(Harissa)が販売されているので色々試すと楽しいかもしれない。これは安心のカルディセレクト▽

ラブラビは、初めて知る料理&初めての味ですごく印象に残る食事だった。見た目はいまいち(率直に言うとゲロのよう)で衝撃を受けた。個性的で、ぐちゃぐちゃで、何だかよくわからない。慣れたら美味しいんだろうな、と思う。いろんな初めてがあって違う文化圏への旅行はとても楽しい。

*お店の場所▽

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