目次
はじめに「本への愛」
本について。旅行やおでかけの時にも本で得た知識は役に立つし、本で得られた感動と旅行先の何かがシンクロすることもあるし、旅行やおでかけ関連のブログだけど、全く無関係ではないはず。
読書が大好きで子どもの頃から図書館と書店が大好き。今はKindle本(電子書籍)を買うことが多いけど、やっぱり紙の本を手にするとすごく嬉しい。
プレゼントならなおさら。本をくれるなんて、なんて素敵な人なんだ!と思う。
相手の想いが本に乗っているような気がするし、それがもし名作ならば、その本との出会いは凄い幸運。得られた感動や驚きは自分の中に一生残る宝物。
本への愛が止まらないので興味がある方だけお付き合いください。
本を選んだ視点
「ちょっとしたプレゼントとして贈るなら」
「自分がプレゼントされて嬉しい本」
と考えて選んだ本を紹介。
クリスマスプレゼントにも良いと思う!
(お子さんにプレゼントするなら、年齢や好みにもよるけど、出来ればおもちゃ+本、にしてあげて欲しい。本が大好きでも、クリスマスに本だけっていうのはちょっと…)
しかけ絵本
おばけやしき(ジャン ピエンコフスキー)
ページごとに違う仕掛けでワクワク!イラストの細かさ、仕掛けの豊富さに子どもはもちろん、大人でも楽しめる。
- 作者: ジャンピエンコフスキー,Jan Pien´kowski,でんでんむし
- 出版社/メーカー: 大日本絵画
- 発売日: 2005/07/01
- メディア: 大型本
- クリック: 8回
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Amazonレビュー★★★★★
ドキドキワクワクをくすぐるのはこれ
投稿者カスタマー2000年11月7日
この本は子供だけでなく大人でもぜひいちどは読むべき、いや、読まなければいけないしかけ絵本です。 普通のしかけ絵本よりも数段上の仕掛けがページ毎に織り込まれていて、大きなしかけは各ページ毎にあるのはもちろんのこと、細かなしかけは数え切れないぐらい詰まってます、子供にとってそれは宝の山、ドキドキわくわくの山なのです。
私は一番最初と一番最後のページが昔から特にだい好きです。どうしてだかは、お確かめあれ。普通のしかけ絵本よりは値段は高めですが、その価値は十分にある本ですし、私はこの本は一生ものだと思ってます。イラストレーションもとても細やかに描かれていて、よく構成されています。読んで損なし!
「Safari サファリ」「OCEAN オーシャン」
ニューヨークタイムズのベストセラー!
ページをめくると実際に走ったり泳いだりしているように見える不思議な写真のしかけ絵本。
その他、「JUNGLE」「POLAR」「WILD」などもある。
- 作者: Carol Kaufmann,Dan Kainen
- 出版社/メーカー: Workman Pub Co
- 発売日: 2012/10/16
- メディア: ハードカバー
- 購入: 1人 クリック: 1回
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- 作者: Carol Kaufmann,Dan Kainen
- 出版社/メーカー: Workman Pub Co (J)
- 発売日: 2014/10/07
- メディア: ハードカバー
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Amazonレビュー★★★★★
サイコーです!
2015年9月10日
Amazonで購入
動物たちのリアルな動きがとても良い。
一番のお勧めはゴリラかな。
真面目にファンタジー本
「ノーム」(ヴァル ヒュイゲン)
ノームの事典のような本。大好きな本。
翻訳は遠藤周作さん。
ノームの生態が、いたって真面目なトーンで図解と共に書かれている。
- ノームの働き盛りの年齢
- ノームの種別ごとの性質
- ノームが体調不良時に服用する薬…など
ノームの天敵、トロルについての記述もあり、トロルがノームに行う嫌がらせが衝撃的で「嫌がらせってレベルじゃねえ!」(身体を掴んで石臼でゴリゴリしたり…etc)
表紙のイメージのホンワカとしたファンタジーの雰囲気は無く、終始真面目なトーンなところが素晴らしい。
クリスマスのお子さんへのプレゼントにどうでしょう。
わたしは大人なので自分用に買った。大人でも楽しめる。永久保存。
- 作者: ヴィル・ヒュイゲン,リーン・ポールトフリート,遠藤周作,山崎陽子,寺地五一
- 出版社/メーカー: グラフィック社
- 発売日: 2017/08/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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大人も子どもも楽しめる深い物語
「100万回生きたねこ」(佐野洋子)
1977年に出版されて、今なお愛されている絵本。
何度も読み返したくなる。
「どうしてだろう?」「どんな気持ちなんだろう?」と想像し、物語に浸ってじっくりと考えたくなる数少ない絵本の中の一冊。
「アドヴァント・カレンダー」(ヨースタイン ゴルデル)
「ソフィーの世界」の著者による物語。
わたし自身が両親からプレゼントしてもらった本。
小学校高学年以上なら理解出来るのではないかと思う。初めて読んでから15年以上経つ今でも印象に残る一冊。
- 作者: ヨースタインゴルデル,Jostein Gaarder,池田香代子
- 出版社/メーカー: 日本放送出版協会
- 発売日: 1996/10
- メディア: 単行本
- 購入: 2人 クリック: 3回
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Amazonレビュー★★★★★
クリスマスの読み物に最適です
2002年1月30日
ものすごいブームになった「ソフィーの世界」は、はっきり言って挫折しま
した。が、これは、とても読みやすく、現実的なところとファンタジー的
要素がうまくからみあって、日常生活なのだけれど不思議でもある。そんな
クリスマスの物語です。
日本にはない習慣ですが、クリスマスまで一日一日開けていくカレンダー
「アドヴェント・カレンダー」。ちょっとファンタジックなクリスマス本と
してお勧めです。
漫画「風の谷のナウシカ」(宮崎駿)
ジブリ映画「風の谷のナウシカ」の原作。
感動する。
映画も大好きだけど、内容は一般向けにわかりやすく脚色されていて原作とはまた違う。何度読み返しても、毎回いろいろと考えさせられる。
子どもが読めば、きっと印象に残る内容。大人になれば感じることが更に増えるのではないかと思う。
わたしが色々書くと安っぽい言葉になってしまうので、是非一度読んで欲しいと思う。
ワイド判 風の谷のナウシカ 全7巻函入りセット 「トルメキア戦役バージョン」 (アニメージュ・コミックス・ワイド版)
- 作者: 宮崎駿
- 出版社/メーカー: 徳間書店
- 発売日: 2003/10/31
- メディア: コミック
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Amazonレビュー★★★★★
名作 2015年4月17日
Amazonで購入
宮崎駿作品で一番好きな作品です。
映画よりもマンガのほうが断然面白い。映画「風の谷のナウシカ」が好きなら一度は読むべき作品。
映画の内容は2巻目ぐらいで終わってしまいますが、その後の大戦の様子がなどが描かれています。
「バウンダーズ」(ダイアナ ウィン ジョーンズ)
指輪物語のトールキンの教え子だったダイアナウィンジョーンズ著。日本では「ハウルの動く城」が有名。ハウルの動く城は少し子ども寄りの内容だけど、「デイルマーク王国史」の3部作や「魔空の森ヘックスウッド」「バウンダーズ」などは、ある程度の理解力が無いと混乱してその凄さがわかりづらいかもしれない。中学生以上なら読めるかな?
バウンダーズは、読了後震えが起きた。
全くそうとは気付かせない伏線と回収に感動。最後は茫然として、凄い!と叫びたくなった。
- 作者: ダイアナ・ウィンジョーンズ,Diana Wynne Jones,和泉裕子
- 出版社/メーカー: PHP研究所
- 発売日: 2004/11
- メディア: 単行本
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勉強にもなる楽しい本
「深海生物ファイル」
この本は最高。自分が普段見ている世界は限られた一部の世界だ、と実感する。「わたしたちが知らない世界」を垣間見ることが出来る本。
1ページごとに非常に「気持ち悪い」。
いや、良い意味で。
次のページにどんなヤツが現れるのか、めくる度にドキドキする。
だんだん笑えてくる。お勧め。
変わり種の本
「メキメキえんぴつ」(大海 赫)
インパクト大。小学校低学年で読んで以来、いまだに強く記憶に残るなんとも奇妙な恐ろしい本。
身近な人間でこの本を読んだことのある人に出会ったことがない。
短編がいくつかおさめられているんだけど、全部が異質。
勧善懲悪?なにそれ?結末には教訓?なにそれ?
ありきたりの子ども向けの本とは全く違う。
ちょっとしたトラウマレベル。
表紙でわかるように可愛らしさは全くない。物語の挿絵も同様の気持ち悪さ。
実は手放してしまったんだけど、もう一度購入したいと思っている一冊。
Amazonレビュー★★★★★
児童文学アヴァン・ギャルド
2003年2月6日
Amazonで購入
10年以上前、まだ小学生だった頃にこの本を読みました。この作家の本のトラウマ効果は半端ないものがあり、最近この本のことを急に思い出し、ずっと頭から離れないでいました。ただ、タイトルも作家名も忘却の彼方。挿し絵の記憶だけを頼りに、図書館を捜しまわりました。やっとのこと捜し出し、再会したときはまさに鳥肌もの。まず作家自身が描いた挿し絵が強烈。内容もシュールで怖い(短編集ですが、どれも結末は・・)。これは子供には強烈だわ。今ある生は、間違いなく、この本の影響を引きずってる。児童文学ですが、在庫があるうちにぜひ読んでほしい本です。この作家は殆どの作品が絶版なので、全作品の復刊を強く望みます。
「白いレクイエム」(大海 赫)
またまた大海赫さん。
インパクト大+(不覚にも)感動で涙した本。
途中、大人にも関わらず怖すぎて一旦読むのを中断。本気で怖いのに児童書ってことにびっくりする。最後まで読むと感動する。メキメキえんぴつとは全く違うけど、大海赫さんワールド全開!
Amazonレビュー★★★★★
言いようも無い透明感が漂っている・・・。
2008年1月28日
著者の『ドコカの国にようこそ!』を偶然手に取り
それがかなりの名/迷作であったため本作も手に取った。
代表作とも云える『ドコカの国にようこそ!』や『クロイヌ家具店』を
色に喩えるならば間違いなく「黒」であるが、
本書は題名にある通り、全編が「白い」印象であり、異色。物語に流れる「死の影」と「もうひとつの世界」というテーマは定番だが
ギターを奏でる薄幸の少女の描き方や、
音楽の使い方に言いようも無い透明感が漂っており、
触れれば割れてしまいそうなリリシズムが沁みる佳作である。
最後に
他にも大好きな本はたくさんあるので、また紹介したいと思う。
本で人生は豊かになる!バンザイ!