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チュニジア旅行記4 | day2‐1 バルドーで世界最大規模のモザイク観賞

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正月休みのチュニジア旅行記4

180度考えが変わる!バルドー博物館でモザイクに感動

チュニジアのルーブルの異名を持つ バルドー博物館とは

チュニスの西エリアにある、先史時代~現代までのチュニジアの歴史を学べる大きな考古学博物館。特にローマと初期キリスト教時代のモザイクコレクションは世界最大規模で、保存状態も素晴らしい。

博物館には、カルタゴ、エル・ジェム、スース、ドゥッガなどチュニジア各地の遺跡から収集されたコレクションが展示されている

元々はモザイクには強い興味がなかったのだけど、ここで見たモザイクはこれまで見てきたものと比較して、段違いに保存状態が良くカラフルで紋様も独特で凄く面白かった。他のところで見たモザイクはキリスト教画が多く、または単純な植物の紋様で「ふーん」という印象でしかなかった。バルドー博物館のモザイクは古代カルタゴ時代のものから展示されていて、比較的色んな場所で見られるキリスト教の象徴としてのモザイクとは全く違った。ここでモザイクを見て以来、180度モザイクへの認識が変わった。

 

モザイク以外にもいろいろと展示されていて、個人的にはカルタゴ時代の展示品を見るのを楽しみにしていた。本でしか知らない時代の物が実際に見られるなんて最高だ。

goo.gl

治安がよく観光地として人気の高かったチュニジアだが、バルドー博物館で2015年に起きた銃乱射事件※(イスラム過激派によるテロと言われている)により、一時期は観光客離れが進んだ。※バルド国立博物館での銃乱射事件 - Wikipedia

モザイクって何?

日本で生活していると馴染みがあまりないものだけど、世界を旅行していると頻繁に登場するモザイク画。モザイクとは大理石などの自然石、陶器、ガラスの小さい欠片を組み合わせて描いたもの。

バルドー博物館に展示されている作品の多くは、ローマ時代の公共建築や個人の屋敷の床を装飾するモザイク。北アフリカのモザイクは中東やギリシャ、ローマのヘレニズム様式の影響がある。

バルドー博物館への行き方

旧市街からバルドー博物館へ行く場合、タクシーで約6km、およそ25分で到着する。

チュニス旧市街から博物館までの風景

到着翌日の朝、ホテルで食事をしてから、リュックに飲み物やカメラ、充電器を入れて9:50出発。ホテルの前、Bab El Bhar(バブエルバール)にBOLTでタクシーを呼んで、まずはバルドー博物館へ向かった。博物館へ行ってみてかかった時間&疲労の状態次第でその後の予定を決める。元気ならシディ・ブ・サイドに行こう、と話していた。 

*BOLTの使い方はこちらから▽

www.tabbytravel.com

汚いボロタクシーがやってきた。周りの車も大体が砂埃で汚れまくっている。

*こういうのも普通に走っている▽

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衣料品店。細身のローライズ気味のデニムが人気。だぼっとした服の人はあまりいなかった印象。

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開店準備中のお店。グリルチキンがガラスの中に見える。

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左側のお店は薬局かな

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けっして廃墟ではない。

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開店準備中らしきお店。

 

砂っぽく乾燥している感じがわかるかな。ブルーのひさしの上に砂埃が積もっている。テラス席、気持ちいいのか謎。車の通行量も多いから空気よくないと思う。

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自転車でお出かけするおじさん。

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カラフルなバス停。バスを待っている人たちの服装からわかるように、午前中の空気はかなり冷えている。1月だから冷えるのは当たり前だけど、日中は温暖なので朝晩の冷え方を気温以上に感じる。

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比較的スイスイ進み、20分程で博物館に到着。

博物館の中へ

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いま現在の博物館は入口の門で保安検査があり、館内は穏やかな雰囲気。きっと事件の時だって平和な雰囲気の中、被害にあった方たちも文化財を楽しく鑑賞して感動していたに違いないのに、治安が良く人気の観光地だったチュニジア、しかも北岸のチュニスで突然そんな事件に巻き込まれるなんて、予想だにしていなかっただろうな、と思うと恐ろしい気がしてくる。

 

エントランス

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入ると大きなモザイクがいきなりどーんとある。

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ローマ時代の邸宅の床にあったもの。ポセイドンが描かれている。

 

入館料を支払ってリュックを預けて早速中へ!床は贅沢にしっかりモザイク。

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ネコ!当たり前のように悠々と歩いている。可愛い!

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タイルや豪華な装飾

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綺麗。

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タイルが可愛い。

 

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動物モザイク

結構リアルに描かれていて感心する。陰影や筋肉まで表現されている。

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遠目に見ると精巧すぎて機械織の絨毯みたい。

 

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水の雫まで表現する細かさ。鹿の足もちゃんと爪がある。

 

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こんなのが床に貼られていたなんてすごい。

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魚モザイク

魚シリーズも面白い。図鑑みたい。

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色んな魚をモザイクで描くのは楽しそう。えび!上手だなぁ。

狩猟、漁業モザイク

狩猟モザイクは血が飛び出している。

口から血を吹いているのは狩猟なのか微妙。神話かな?

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網で効率よく漁してるけど全裸っていう。

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壁一面の巨大モザイク。欠けているところは絵で補足されている。今後復元する可能性あるのかな?あ、全裸じゃなくなってる。船の形は当時こんなだったのかな。

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神話モザイク
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△右側:4つの円の中に顔があるものは多分季節ごとの神(?)頭に葡萄や植物の飾りを付けていてそれが季節を表しているそうだ。

 

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△右側:ポセイドンはインパクト大。周りにも架空の動物(ペガサス?)が描かれている。

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謎の愉快モザイク

なに集会?

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なんじゃこりゃ。全裸ボクシング。

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左の人、出血してるし、右の人脇がら空き。

展示模様

凄く広い館内の床や壁に大量に展示されている。すべてをじっくり見ていると半日以上かかりそう。知識があればもっともっと楽しめると思うけど、知識が無い分、ところどころ駆け足で見れるという面もある。

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洗礼水盤 バルドー博物館の秘宝も!

これもすごいものだけど、助走です。

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秘宝はこちら

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ケリビア初期キリスト教の洗礼水盤だそうだ。全面モザイクで美しい。

その他いろいろな展示品

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河童?

 

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まだまだ沢山あって見どころだらけで大満足だった。旅行中にモザイク博物館を見かけたら結構逃さず見てきたけど、ここまで感嘆したことはなかった。これまで見てきたのは、中世時代の物が多かったことと、古代のものでこんなに保存状態が良いものは無かったことで、「モザイクは大抵似たり寄ったり」という認識になってしまっていた。いいものが見られて良かったし、もっと古代史や神話も勉強したいと思った。

最強かわいい生物に遭遇

エントランスホールへ戻ると、可愛い猫に出会った。すごく甘えてくる!お腹すいてそう。かわいい~

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何もくれない、と理解したのか急にスタスタ立ち去った。

 

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受付のスタッフにおねだりしに行った(と思う)あと、また戻ってきた。

甘えてくるのを振り切って帰りづらく、ごめんごめんと言っていると、ちょうどそこへ猫好きらしき青年がすごい笑顔で近寄ってきたので、彼に託して博物館を後にした。

博物館へ行ったあとのプラン 

お昼になっていたけど朝食を9時前に食べたのでさほど空腹でもなく、とりあえず絶景と評判のシディ・ブ・サイドへ行くことに決めた!今回はチュニジアに1/1~1/5までしか滞在できないので詰め込んで動かなければいけない。気軽にアフリカまで来れないから、悔いのないように行動することが重要だ。

*博物館のあとに行ったシディ・ブ・サイド記事はこちら

www.tabbytravel.com