クロアチアに行く前に知っておくべき基本情報
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⑴治安
観光地としてはフランスやイタリアと比べると、日本では若干マイナーなクロアチア。
行くと話すと決まって「クロアチアってどこ?危なくないの?」と聞かれた。
東欧といえばユーゴ紛争、チェルノブイリなど不穏なイメージがあるのかもしれない。
実際行ってみると、人は良いし、雰囲気も穏やか。
※深夜に出歩いたり、荷物を無防備に置きっ放したりはしない。
無防備な人は犯罪に巻き込まれるかもしれないのでご注意を。
ただ、街中にボロボロの建物があったり、内戦の影響は残っていた。
銃撃の痕がある建物を見かけ、今はこんなに平和なところで90年代には内戦があったとは…と不思議な気持ちになった。
⑵物価と通貨について
都市によるけど、物価は全然高くない。
日本より少しだけ安いぐらい。
◆ザグレブは都心なので物価が安定している。
◆ドブロブニクはクロアチア随一の観光地だけあって物価が高め。
価値に見合わないお金を払って侘しくなったこともしばしば。
ファミレスのような味のドリアとコーヒーに数千円払ったり、物凄く美味しくないお店に何千円はらったり。
(詐欺と評判の店にもちゃっかり行ったのでまた別の記事に書く)
ドゥブロヴニクの料理のレベルや物価は、日本で言うと田舎の栄えてない&サービスも洗練されてない観光地のような感じ。
もちろん素晴らしいお店もたくさんある。
また街並の美しさは何にも変えがたい。
◆スプリトはザグレブと似たような感じ
ザグレブよりも選択肢は減るけど、レストランも高くないし美味しい!
通貨 Kuna(クーナ)
ユーロが使える店もたくさんある。
値札やメニューに「18/2.5 kn/Euro」と書かれていたら、18クーナまたは2.5ユーロですよ、という意味だ。
※Kunaは略して、knと書かれている
▲クーナとユーロが使える場合の表記
注意点
クーナは基本的にクロアチア国内でだけ使え、余っても円に両替することができない。
クレジットカードは多くの場所で使えるし、ATMでキャッシングすれば現金は手に入るので、クーナへの両替はほどほどに。
わたしは帰国前日、ほんの少し余ったクーナをザグレブで使い切った。
・H&Mでスウェットパンツを購入(今も冬はパジャマに使っている)
・ドラツ市場で干しいちじくを購入
クレジットカードについて
持っていくならVISAかMASTERに。
JCBはやめておいたほうがいい(使える店が少ないから)
⑶日本からクロアチアへの行き方
複数の航路がある。
フランクフルト経由、イスタンブール経由、仁川経由。
わたしはその中でイスタンブール経由のターキッシュエアラインを選択。
予定では、以下のルートだった。
往路)関空からイスタンブール経由(5時間ほどイスタンブール観光)でザグレブ
復路)ザグレブからイスタンブール経由(サービスのホテルで休憩)、関空
乗り継ぎのインターバルが長い場合、ターキッシュエアラインではサービスがあり、トルコ観光やホテルでの休憩が出来る。
楽しみにしていたのだけど、往復ともにトラブル発生。
(詳細は別記事で)
いくつかのトラブルに見舞われ、当初予定と変わり往路も残念だったけど、復路が大変だった。
何時間かかったのかワケがわからない。たぶん数十時間。
往路)関空→イスタンブール経由(空港で引きこもり5時間)→ザグレブ
復路)ザグレブで一晩足止め→翌夕、ザグレブ→フランクフルト経由 byクロアチア航空(乗り継ぎ時間わずか20分)→ルフトハンザ航空のコードシェア便でANAにて成田→関空
最初からターキッシュエアラインを選ばなければ!と思う出来事もあったけど、なんだかんだでイスタンブールは行きたいのでまた使うだろう。
ANAやJALでフランクフルト経由、クロアチア入りもいい!
旅行人161号旧ユーゴを歩く〜クロアチア、ボスニア・ヘルツェゴヴィナ、セルビア、モンテネグロ、コソヴォ
- 作者: 蔵前仁一,渡邉義孝,森優子,杉江真理子,石井光太,小島剛一,井生明,田中真知,旅行人編集部
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