大阪市内から約1時間かけて、真言律宗の宝山寺こと生駒聖天(しょうてん)へ。
生駒聖天とは
元は修験場。江戸時代 延宝6年に湛海(たんかい)律師が再興して聖天を祀ったと言われている。
聖天とは歓喜天のこと。生駒聖天は日本三大聖天の1つ。残りの2つは妻沼聖天山と待乳山聖天。
ただし、この他の「三大ほにゃらら」と同じく、誰が言ったかわからない諸説あるものなので、本当に三大かは人それぞれということで。
ちなみに本尊は密教特有の不動明王。
歓喜天(かんぎてん)は象の頭に人の体で表されることが多い。このことからもわかるようにヒンドゥー教のガネーシャが起源。
本尊の不動明王はヒンドゥー教のシヴァ神が起源と言われている。
大日如来(=悟りを開く前のブッダ)の脇侍として横にいることが多い。
萬田銀次郎の隣にいる吉田ヒロか山本太郎みたいな感じか。(ミナミの帝王)
詳しく知りたい場合はガイドを利用しよう
タイミングが合えば無料でガイドしてもらえる。
「祈願受付所」受付している。
ちょうど他の人を案内中で不在だったためお願いせず。
境内への道
生駒駅に着いたときに「寒い!」と思ったが、ケーブルカーに乗って宝山寺駅に着いたらまた少し寒くなった。
さほど高度があるわけではなくても山の中は気温が違う。
寂れたメインストリートを5分ほど歩くと、
灯篭が続く長〜い階段が現れた。
急いで駆け抜けられない絶妙な段差。
暗くなったら灯るのかな。綺麗そう。
お寺なのに鳥居があるのは、江戸時代以前のお寺ならでは。(神仏習合)
「一の鳥居」を抜けて、先ず目に入ったのは、たこ焼き屋。
次は煙をもくもくとあげるお堂、「金剛殿」。
交通安全祈願。
▲どこのどなたか知らないが綺麗なお辞儀
▲目が痛い
「和光殿」
お土産物屋さん 15:30まで
宝山寺味噌や、奈良漬け、大和茶などが売られている。
奈良とは全く関係のない、中国で栽培されたサツマイモを使った干し芋も売られていた。
どうせならご当地の物が良いので、ほうじ茶を買った。
「惣門」は飾り瓦が面白い。
真言宗はこの瓦が多い、とか傾向があるのかな?
鬼の顔をしているから魔除けの意味合いかな?
「茶所」
惣門を越え、本堂の方へ進むとある。
生駒山 宝山寺のお茶屋さん🍵🍡 pic.twitter.com/0KZYchRDqX
— タビィ🐱 (@tabby_traveling) 2017年11月12日
餅はごく普通の餅だった。
でも雰囲気が良い場所で食べると美味しさ倍増するな、と思った。
「本堂」 の隣の「拝殿」
屋根がキレイ!
▲奥の岩場の真ん中に「弥勒菩薩」
残念ながらここへは行けない。
でも見どころはまだ続く。
苔がキレイ。
つづく